2006年07月29日

certainly と suddenly

certainly と suddenly

certainly は、破裂音である [t] 音が消えて、その分の間だけが残り、「サーンリー」のように発音されます。

suddenly は、破裂音である [d] 音が消えて、その分の間だけが残り、「サンリー」のように発音されます。

どちらもカタカナ表記しづらいのですが、音を聞くと、ほぼ同じように聞こえます。厄介な発音です。
posted by 佐藤 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(5) | 要素研究

2006年06月26日

否定の短縮形(aren't と isn't)

否定の短縮形の aren'tisn't には、破裂音の [t] 音が含まれています。

つまり消えます。


[t] 音の前の音が、[n] 音で、これが日本人にはよく聞き取れない音のようです。

結果的に、arearen'tisisn't の区別がつきづらく、肯定の内容なのか、否定の内容なのか、混乱してしまう人が結構います。

Why aren't the sales reports ready?

Why are the sales reports ready?


上の2つの例文は、まだ、音の変化に慣れていない人には、同じように are と聞こえてしまうかもしれません。

破裂音の場合、消えるとはいえ、消えた分、若干の間みたいなものがあるのでそのあたりが手がかりになると思います。
posted by 佐藤 at 23:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年05月28日

スペルの短い音の変化

This shirt is size eight. It should fit you just fine.

it は、語尾の [t] 音が破裂音で消え、「イッ」 のように聞こえます。

should は語尾の [d] 音が破裂音で消え、「シュッ」のように聞こえます。

fit の [t] 音が消えて、「フィッ」に聞こえます。

全体として、 「イッ シュッ フィッ ィユー ジャス ファイン」のように聞こえます。

この音を聞いて、It should fit you just fine.「それはあなたにぴったりフィットするはずです」と認識することができるかどうかです。

かなり高度な聞き取りだと思います。
posted by 佐藤 at 09:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年05月21日

リスニング特有の問題

英語を読むときには、簡単で気にもかけなかったことが、
リスニングでは大問題になることがあります。

I’m afraid Rick won’t be able to make it to the meeting on time.

上の文は、「リックは時間通りに会議に間に合うことができないだろうと思います」という意味です。

この英文を、読むときにはさほど難しくないと思います。
make it 「間に合う」 や on time 「時間通りに」 が、もしかしたら意味がとりづらいかもしれません。

この文は、語尾が破裂音で終わるスペルの短い単語のオンパレードです。

afraid は、語尾の [d] 音が破裂音で消え、「アフレイ」 のように聞こえます。

Rick は語尾の [k] 音が破裂音で消え、「リッ」のように聞こえます。

won't の [t] 音が消えて「ゥオウン」

make it の it の [t] 音が消えて「イッ」に聞こえます。

また、make の [k] 音と it の [i] 音がつながって、「メイキ」のように聞こえます。

結果として、make it は 「メイク イットゥ」 ではなく、「メイキッ」 のように聞こえます。

また、meeting は2箇所で音の変化を起こします。

まず、meetingの語尾の [ ] 音が消え、さらに [t] 音はラ行音化して、結果として 「ミーリン」 のようになります。

1文の中に、これだけ元もとの音の原形をとどめていない語があると、聞き分けるのはかなり困難になります。

リスニングでは、短い音が連続して発話されるとかなり聞き取りづらくなります。
posted by 佐藤 at 22:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年05月17日

類似音([i]と[i:])の例文

leave と live

Ms. Stickney is going to leave for Munich next month.

Ms. Stickney is going to live in Munich next month



fill と feel

Would you fill out this form, please?

I feel like eating Thai food tonight.



hill と heel / heal

Mr. Gates went up the steep hill to the top.

Brenda is looking high heels that feel comfortable.

Contacting Albert heals my sorrow.



sit と seat

May I sit here?

Is this seat taken?



lead と lid

Will you get the lid off this jar?

The employee didn’t lead us to the conference room.



feet と fit

Everyone rose to their feet and applauded his performance.

This sweater doesn’t fit you well.



eat と it

It is pretty good for relieving stress to eat good food.

Listen to it carefully.
posted by 佐藤 at 16:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 例文検討

2006年05月10日

Excuse me.

Excuse me.


Excuse me. は、文尾のイントネーションを下げて言うと「すみませんが...」と、見知らぬ人などに話しかけるときのきっかけとして言います。

同じ Excuse me. でも、文尾のイントネーションを上げて言うと「もう一度言ってください」という意味になります。

相手の言うことがよく聞こえなかったときなどに、Excuse me. と言って、その内容を確かめます。

同じ表現でも、イントネーションを変えることで、意味が異なると言う典型的な例です。
posted by 佐藤 at 14:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年05月07日

文尾の破裂音


文尾の破裂音はほぼ消えます。

Do you know anything about it?

上の疑問文の最後の音は、it の [t] 音です。いわずと知れた破裂音です。
つまり消えます。文の最後の破裂音はほぼ消えると思って間違いないです。

以前にも説明しましたが、スペルの短い語の一部が消えると、元の語が何だったのか手がかりが少なく、認識しづらくなります。it は多くの場合、「イ」だけになります。

さらに今回は it の [i] 音が、about の [t] 音と同化して、「ティ」 のように聞こえ、さらにナチュラルなスピードでは、[t] 音がラ行音化して、「リ」 のような音に聞こえます。

全体として、about it は 「アバウトゥ イットゥ」ではなく、「アバウリ」のように聞こえます。

もし頭の中で、「アバウリ」 という音の単語を必死になって探し出すとアウトです。

文の最後の破裂音は厄介です。




もうひとつ、例文を紹介します。

They can help you out?

上の疑問文の最後の音は、out の [t] 音です。これも破裂音ですから、[t]音が消えて、「アウ」 のように聞こえます。

「アウ」 と聞こえたときに out のことだと、瞬時に判断することがリスニングでは大切になります。
posted by 佐藤 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年04月22日

消えるit

消える it


英語を読む場合、つづりが長い単語のほうが難しいと感じる人は多いようです。
スペルを覚えて、正確に書けるようにしなくてはと思うからでしょう。

反対につづりの短い単語、例えば itfit などは印象としては簡単だと思うのではないでしょうか。

では、リスニングの場合はどうでしょうか?

つづりの長い単語のほうが聞き取りづらいでしょうか?

それとも短い単語のほうが聞き取りづらいでしょうか。

リスニングにはリーディングにはない音の変化があります。


例えばここにつづりの長い approximately と、つづりの短い it を含む文があります。

The train will be here in approximately 10 minutes.


in approximately とあり、in の語尾の [n] 音と approximately の語頭の [a] 音がつながり、「ナ」のような音に変化します。

全体で「イナプロクスィミットゥリー」のように聞こえます。

ところが、語頭の1音だけ変化しても、approximately を連想できる音が他にいくつかあるので、比較的容易に単語を認識することができると思います。




I think it would be a good idea to travel at this time.


ところが it would be はどうでしょうか?
it の語尾の [t] 音(破裂音)が消え、「イ」だけが残ります。

また、would[d] 音が消え、「ウ」だけが残ります。

1語1語では「イットゥ ゥウッドゥ ビー」ですが、全体として、「イッ ゥウッ ビー」のように聞こえます。

特に it は、もともとが短い音で、その一部の [t] 音が消えると「イ」だけになります。

また、it 自体が代名詞で小さく「イットゥ」と発音されることが多く、結果、小さな音の「イ」だけが残り、アッという間に次の音に進んでしまいます。

リスニングの場合、短いつづりの単語ほど変化したときに手がかりとなる音がさらに短くなって認識しづらくなります。
posted by 佐藤 at 23:56| Comment(3) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年04月18日

want と won't

want と won’t


wantwon’tは、ほぼ同じなので聞き分けるのは難しいと思います。

あえてカタカナ表記をすると、want「ゥオントゥ」won’t「ゥオウントゥ」になります。

これを正確に聞き分けることが理想ですが、人生なかなかうまくいかないことも多く、正確に聞き分けられないと思います。

その場合、文法から判断するのがいいと思います。


I want some chocolate.

want の場合、あとに目的語をとるので名詞がきます(例文では somechocolate の前に入っています)



I want to go to the movies.

want to do でよく使われます。
want の語尾の [t] 音と to の語頭の [t] 音が続けて発話されるので、 want [t] 音は消えます。

結果として「ゥオン トゥ ゴウ」のようになります。



I won’t go to the movies.

won’t は助動詞の否定の形なので、あとに動詞の原形がきます

例文では won’t のあとに go があり、won’t の語尾の [t] 音と go[g] 音が続けて発話されるので won’t[t] 音は消えます。

結果として「ゥオウン ゴウ」のようなります。
posted by 佐藤 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 要素研究

2006年04月16日

can と can't

can と can’t



英語のディクテーションをしてもらうと、よく cancan't を聞き間違える人がいます。

否定文には not を含みます。その短縮形は ;">[t] 音という破裂音で終わります。
つまり、多くの場合消えます。



(1) I can’t possibly manage the website alone.

「1人でウェブサイトを運営するのは多分できません」


(2) I can possibly manage the website alone.

「1人でウェブサイトを運営するのは多分できます」

(1)はcan’tの語尾が[t]音で、possiblyの語頭が[p]音です。

大まかに言うと子音が連続されて発話されるとき、前の語の語尾の音がよく消えます。

つまり「キャントゥ」が「キャン」となります。

これが(2)のcan possiblyとほぼ同じような音になります。

厳密に言うと、can’t possiblyのほうがもともとあった[t]音の分だけ、間みたいなものが空きます。

意味を取ろうと思ったとき、肯定の内容なのか否定の内容なのかでは180度異なります。

読むときには、アポストロフィーエス(')があり、理解するのは容易なのですが、リスニングでは結構厄介です。
posted by 佐藤 at 20:48| Comment(3) | TrackBack(0) | 要素研究